40代女性の薄毛はパーマ・カラーが原因?正しいヘアケアのススメ
40代女性の薄毛・抜け毛は、ホルモンバランスの変化や不規則な生活習慣による体の不調が主な原因とされていますが、パーマ・カラーなど、外部からの頭皮への刺激によっても引き起こされます。
しかしファッションを楽しみたい40代女性にとって、パーマ・カラーは必要不可欠なもの。目指したいのはパーマ・カラーをしつつ、薄毛の改善・予防をしてゆくことです。
そこで、このページでは、頭皮に負担のかからないパーマ・カラーについて特集します。
なぜパーマ・カラーで薄毛になるのか
パーマは2つの液を使ってかけられますが、そのうちの一つの液はアンモニア系の成分が入っており、アルカリ性が強いため、頭皮へのダメージが強いと言われています。また、カラーは酸化染毛剤でできており、髪によく浸透する半面、髪の毛や頭皮に負担が大きいといわれています。
薄毛改善につながるパーマ・カラーの方法
・パーマの場合
パーマは頭皮に負担がかかるため、薄毛改善を目指す場合は以下の点に気を付けましょう。
・パーマは4~5か月に1回
・頭皮マッサージをする
・パーマ後のシャンプーは2日後から
・ポイントパーマも検討する
・刺激が少なく、保湿力の高いシャンプー・コンディショナーを使う
パーマに関してはかける頻度を減らすことが第一です。また全体的にかけるのではなく、部分的にかけるポイントパーマもオススメです。またパーマの後すぐに髪を洗うと、頭皮の皮脂を過剰に奪うため、24時間以上の時間をおいてから髪を洗いましょう。
・カラーの場合
カラーも頭皮に負担が大きいため、薄毛改善をめざす人は以下の点に注意しましょう。
・美容室で染める(特にブリーチやヘアカラー)
・毎日トリートメントをする
カラーリングの薬剤は人体には非常に刺激の強い薬です。特に市販のカラーリング剤は作用が強力なため、薄毛改善をしたい人は必ず美容院で染めてもらいましょう。特にブリーチやヘアカラーについては美容院をオススメします。
またカラーリング剤はアレルギーが突然でることが報告されており、パッチテストをしてアレルギーがでないかどうか、改めて確認をしましょう。頭皮に皮膚アレルギーが出てからでは大変なことになりますので、薄毛改善のためにもやってみましょう。
40代女性の薄毛は痩せすぎが原因?無理なダイエットによる深刻な抜け毛
40代女性が薄毛になる原因には、女性ホルモンの減少のほか、ストレスや喫煙、睡眠不足などがありますが、無理なダイエットもその中のひとつと言われています。
40代女性は外出機会なども多く、薄着になる暖かい季節や、同窓会、パーティーなどにあわせて一時的に痩せたいと思う人も多いのではないでしょうか。
その際に、多くの女性は運動をして痩せるよりも、極端な食事制限で体重を落とそうとするため、それが深刻な抜け毛を招き、薄毛の進行を早めてしまいます。
それではなぜダイエットで薄毛になるのでしょうか。
まずその理由を探るために、髪を作るメカニズムをおさらいします。
頭皮には髪の製造工場ともいえる毛乳頭があります。この毛乳頭には、血液から髪の成長に必要な栄養を吸収して、その栄養を毛母細胞に与える役割があります。
毛母細胞は受け取った栄養を基に細胞分裂をしてゆき、髪は成長してゆきます。
無理なダイエットをすると、必要な栄養が髪に行きわたらなくなるため、髪の成長が止まり薄毛につながるというわけです。
特に、人間の体は生命維持という点で優先順位の高い部位から栄養供給をしますので、髪に栄養がくるのは一番最後になります。そのため、無理なダイエットで髪は常に栄養失調の状態となり、深刻な抜け毛をまねくことになります。
また無理なダイエットによりストレスを招くことで、ホルモンバランスが崩れ、そこから抜け毛の症状が進行することもあります。急激な食事制限は髪にも体にも赤信号といえます。
この状況を防ぐためには、とにかくバランスよく食べて少しずつ痩せることが大切です。これからの季節、大切なイベントを前にしている方は、計画的にダイエットをしてゆくことを目指しましょう!
40代女性の薄毛は夜の過ごし方に原因が!睡眠不足が招く恐怖の抜け毛
40代女性の薄毛には様々な要因があります。中でも不規則な生活の影響は大きく、薄毛改善には生活習慣を少しずつ見直す必要があります。
生活習慣の中でも、特に睡眠不足は髪の成長を妨げる大きな要因とされています。
その抜け毛・・・睡眠不足が原因かもしれません。
睡眠と薄毛は一見無関係にも思えますが、実は切っても切れない関係にあります。というのも、髪の成長には女性ホルモンが欠かせません。その女性ホルモンは睡眠時に大量分泌されています。そのため、睡眠が十分でない場合、女性ホルモンの分泌が減少してしまうことから、髪の成長が止まり、薄毛の症状が進行してゆくことになります。
ということで、髪の成長のために睡眠は欠かせないものなのですね。
そして、薄毛改善の睡眠には秘訣があります!それは・・・
寝る時間は夜10時から午前2時の間
この夜の4時間は育毛のゴールデンタイムと言い換えてもよい時間帯で、この4時間に寝ることが薄毛改善の鍵となります。夜10時までに寝られなければ、遅くとも夜中の12時までにはベッドの中に入るようにしましょう。
また、睡眠の質の向上は薄毛改善につながるため、寝つきがあまり良くない人は、快適な睡眠をするために以下のことをオススメします。
・朝日を浴びる
・適度な運動をする
・寝る前にスマホ・PCを見ない
・寝る前にカフェイン(コーヒー、紅茶、緑茶)をとらない
これらのことに気をつけるだけでも、大分寝つきがよくなります。定期的な運動が難しい人は、朝一駅余分に歩くだけでも十分ですので、できることから初めてみてはいかがでしょうか。
40代女性の薄毛改善の救世主~大豆イソフラボンのお話
40代女性の薄毛改善には食生活から見直しをする必要があります。とはいえ、子育てや仕事で忙しい40代女性にとって、毎日バランスの良い食事を取るのは難しいのが現実です。
髪に良いとされる全ての食品をとるのはハードルが高すぎる!そんな40代女性に一押ししたい食品があります。それは・・・
大豆イソフラボンです!
大豆イソフラボンは大豆類に含まれている成分で、主に豆腐、納豆、豆乳、味噌汁、高野豆腐などの食品に含まれています。イソフラボンはこれらの食品から体内に取り込まれ、体内で作用することで艶のある若々しい髪が成長すると言われています。
大豆イソフラボンが含まれている食品は 納豆に味噌汁・・・というと日本の朝ごはんの代表的なメニューですね!和食を普段から食べている人はそれだけで薄毛対策ができていることになります。
そして、数ある大豆食品の中でも特にオススメなのは豆乳です。
豆乳は液状のため消化吸収されやすく、コップ1杯200ml程で一日に必要な大豆を摂取できます。また豆乳はコンビニでも売っているため、会社のお昼休みに買ってのむこともできることから手軽さも抜群です!
豆乳を含む大豆製品には大豆イソフラボンの他、髪に必要なケラチン、亜鉛も豊富に含まれているため、育毛には欠かせない食品といえます。
また、大豆イソフラボンを摂取するときには一つコツがあります。それは・・・
ということです。カプサイシンは唐辛子に含まれている辛味成分で、大豆イソフラボンと同時に摂取することで毛母細胞が成長することが報告されています。イソフラボンとカプサイシンの一日の摂取量は以下の通りです。
イソフラボン75mg…大豆30g相当(豆乳ならコップ1杯、豆腐なら半丁、きなこなら大さじ3杯程度)
カプサイシン6mg…唐辛子2g相当(一味唐辛子なら小さじ1杯)
ただし、カプサイシンの過剰摂取は逆に抜け毛が増えるため注意が必要です。イソフラボン・カプサイシン共に上記の通りに、一日あたりの摂取量を守ることで効果があがります。またできれば一日三食に分けて少しずつ取るのが理想的とされています。
まずは、毎日豆乳コップ一杯、味噌汁に少し唐辛子を入れてみる、そんなことからはじめてみてはいかがでしょうか。
40代女性の薄毛の原因は食べ物にあった~オススメの育毛食品とは
40代女性の薄毛改善には食生活の見直しが欠かせません。女性の抜け毛・薄毛の原因は男性と違って遺伝的要素よりも、不規則な生活習慣などの影響のほうがはるかに大きいからです。
薄毛の原因となる生活習慣の乱れの中には食生活も含まれます。忙しい40代女性は外食やコンビニの食品が中心になることもしばしば。栄養が偏ることで髪に十分な栄養が行きわたらず、薄毛が進行してゆく人がとても多いのです。
そのため、薄毛が気になりだした40代女性の皆さんは意識して、髪に必要な栄養素を取り入れていくことをオススメします。
髪に必要な栄養素はいくつもあります。本格的にその全ての食品を取ろうと思うと3日坊主になります(笑)。忙しいとやっぱりそこまで毎日栄養バランスの良い食事をとるのは難しいですよね。
ですので、できるだけ偏りのない食生活を心がけて、インスタント食品をほどほどにするという前提で、以下の食品を積極的にとってゆきましょう。
・大豆製品・・・豆乳、納豆、豆腐、きなこ、大豆など
・ミネラル(亜鉛)・・・亜鉛といえば牡蠣!(食べる機会がない人はサプリでもOK、その場合は取りすぎに注意)
・緑黄色野菜・・・髪に必要なビタミンの宝庫、温野菜にして食べましょう
・ナッツ類・・・アーモンド、ピーナッツなど
・果物など柑橘類・・・特にみかん!
・レバー・・髪に必要な栄養素のほぼ全てが入っています
これらは意識してとってゆきましょう。髪に良いのはワカメなんて話を聞いたことがある人も多いと思いますが、海藻類も髪に良いのは事実ですが、ワカメだけ食べていても髪は成長しません。上記の食品をできるだけ普段の食生活に取り入れることをオススメします!
40代女性の薄毛はストレスが原因!心の不調で髪が抜ける理由
「ストレスで髪が抜けた!」「ストレスで白髪が増えた・・・」などといった言葉は多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。
これらはストレスが及ぼす体へのダメージの例えとして用いられやすいのですが、過度のストレスが女性の薄毛を引き起こしていることは、医学的にも報告されています。
40代女性は主婦であれば子育てに追われ、キャリアウーマンは仕事で責任ある地位につく世代、誰にとってもストレスと無縁に過ごすことはできません。
そこで、ここではストレスが女性の薄毛に与える影響について、詳しくみてゆきたいと思います。
ストレスと薄毛の関係
ストレスがたまると、体の様々なところに不調をきたします。その不調の影響が頭皮にきたときに、髪が抜け落ちます。過度のストレスは自律神経の乱れによる頭皮の血行不良、女性ホルモンの減少、亜鉛の大量消費などを招きます。
ストレスが女性の薄毛に及ぼす影響
ストレスがたまると、体はそのストレスに対抗するために血管が収縮しやすくなります。血管が収縮すると頭皮の血流が悪くなります。
髪に必要な栄養は血液を通じて毛根に供給されるため、血行不良になると髪の成長が止まり、抜け毛が増え薄毛の症状が進行します。
過度のストレスがかかると、自律神経と女性ホルモンのバランスが乱れます。その結果体に様々な不調が現れます。頭皮も例外ではありません。
ストレスによる自律神経の乱れは頭皮の血行不良を招き、女性ホルモンの減少は髪の成長を止めてしまいます。どちらも髪の成長を妨げる原因となります。
またストレスは体内の亜鉛を大量に消費します。髪の生育にはこの亜鉛が不可欠であり、ストレスによって亜鉛が消費されてしまうことで、髪に必要な栄養が行きわたらなくなり髪が抜けたり痩せる原因となります。
ここまでみてきたように、過度のストレスは髪の天敵と言っても過言ではありません。薄毛改善のためにも、日ごろからストレス解消を目指してリフレッシュを心がけることをおすすめいたします!
40代女性の薄毛の原因はズバリ年齢!女性ホルモン減少のお話
女性の薄毛・抜け毛は一般的に更年期を境に進行してゆきますが、40代はまさにその入り口
女性の薄毛の大きな原因の一つとして女性ホルモン(エストロゲン)の減少があげられます。この女性ホルモンが極端に減る時期が更年期で、一気に髪が薄くなることがあります。
ここでは、女性ホルモンの減少が薄毛に及ぼす影響についてお話します。
女性ホルモンの減少で薄毛になる理由
女性ホルモン(エストロゲン)は、髪を発達させて成長させる役割があります。髪には成長期と休止期がありますが、この女性ホルモンが減少することによって、髪の成長期が短くなり休止期が長くなり、抜け毛が増えて薄毛が目立つようになります。
女性ホルモンは卵巣から分泌されています。通常このホルモン量はバランスがとれていますが、時にそのバランスが崩れることがあります。
代表的な例としてはストレス、加齢があげられます。ストレスが加わることで女性ホルモンの分泌が止まったり、量が減ることが報告されています。また、更年期など加齢によって女性ホルモンの分泌自体が減り薄毛が進行してゆきます。
若い女性も危険~若年性脱毛症
40代女性は更年期の入り口に立っています、加齢による女性ホルモンの減少の影響が出始める頃です。
しかし、女性ホルモンは加齢以外でも減少することがあります。
特に近年「若年性脱毛症」という症状がクローズアップされ、20代~30代の若い女性でも薄毛に悩む人が増えています。
若年性脱毛症を引き起こす理由は以下の通りです。
・無理なダイエット
・仕事、育児、人間関係などのストレス
・不規則な生活習慣
無理なダイエット、ストレス、不規則な生活習慣は卵巣機能を低下させ、女性ホルモンの分泌が減ってゆきます。女性ホルモンが十分に補充されなければ、心身は更年期と同じ状態になり、薄毛・抜け毛も起こりやすくなります。