40代女性の薄毛に遺伝は影響するのか?
40代女性が薄毛に悩むことは最近では珍しくありませんが、一般的に女性の抜け毛・薄毛と言えば、女性ホルモンの大幅な減少を迎える更年期がピークのため、薄毛に悩む時期としては早いと言えます。
女性の薄毛にはいくつか理由がありますが、適切なケアをすれば大幅な改善が見込めます。ただ、若い年代から薄毛が進行すると、ストレスや生活習慣といった理由以外に、遺伝の影響もあるのではないか?と心配にもなります。
遺伝の影響でハゲるのは男性の専売特許・・・と思いがちですが、実は女性も遺伝の影響で薄毛になることがあります。
その割合は、男性よりもずっと少ないのですが、ゼロではありません。
遺伝による薄毛は、AGA(男性型脱毛症)といわれ。AGAは男性ホルモンの量が多くなることで引き起こされます。そしてこの遺伝子については、遺伝子検査で可能性の有無がわかります。検査は自宅で行うことができます。
女性の場合は、両親共に薄毛の遺伝子を持っている場合のみ遺伝しますので、ご両親が薄毛の傾向にあり、自身の薄毛が気になる場合には一度検査をしてみても良いでしょう。
そして、もし仮に自分に薄毛の遺伝子があったとしても、女性の場合は加齢や生活習慣、ストレスの方がずっと影響が大きいと言われています。
そのため、薄毛の遺伝子がある場合には、特に気を付けて以下のことをしてゆきましょう。
・頭皮マッサージをする
・栄養バランスの良い食事をする
・十分な睡眠をとる(10時~午前2時まで)
・ストレス発散を心がける
・適度な運動をする
・禁煙をする
この6つのことを心がけるだけで、薄毛改善は十分見込めます。それでも薄毛が進行する場合は治療が必要な場合もありますので、毛髪外来などがある適切な医療機関を受診しましょう。