40代女性の薄毛は飲みすぎが原因?アルコールと抜け毛の知られざる関係
40代女性の薄毛の原因はさまざまです。女性ホルモンの減少による影響もありすが、まだまだ若い40代、どちらかと言えばストレスや不規則な生活習慣が主な原因となっているケースが多いと言えるでしょう。
不規則な生活習慣といえば、睡眠不足や運動不足、栄養バランスの偏りなどがあげられますが、「飲みすぎ」もその仲間です。
え!?アルコールで薄毛になるの?・・・答えはYESです。
ここではアルコールがもたらす薄毛への深刻な影響についてお話します。
飲みすぎで薄毛になる理由
・髪の成分を消費する
人が飲酒をすると、体内でアルコールが分解されます。その分解をする際にアミノ酸が必要とされています。アミノ酸は髪の重要な成分で、育毛には欠かせないものですが、過度の飲酒をすることで、アミノ酸が消費されてしまい、頭皮に回らなくなってしまい、そこで髪の成長が止まってしまいます。その結果、薄毛や脱毛の症状が進んでいくことになります。
・飲みすぎによる皮脂の増加
アルコールを取りすぎると、その糖分は相当量になります。取りすぎた糖分は頭皮の皮脂の過剰分泌を招きます。皮脂が毛穴を塞ぐと脂漏性脱毛症になったり、そこまで至らずとも、毛穴に育毛剤が浸透しなくなり、せっかくの頭皮ケアも効果が現れにくくなります。
薄毛にならないお酒の量は?
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」は一日あたり20g程度とされています。
アルコール20gは、目安として「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チュウハイ350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」などに相当します。
ただし、女性はこの基準よりも低めが適量とされています。
30代女性の薄毛対策としては、一日あたりのアルコール量は上記の量よりも少な目に、また、毎日飲むのではなく、休肝日をとるなど、間をあけて飲むことで育毛環境を整えることができます。
せっかくの美味しいお酒、抜け毛の心配をしないで楽しみたいですよね。適量を守ればそんなに怖くはありませんので、くれぐれも飲みすぎにだけはご注意を♪